すいこさま
水虎様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 津軽地方で祀られる水神。河童たちを束ねる上役とも、河童そのものともいわれる。
- 細部
- 明治初期、水難事故が続いた西津軽郡木造町(現・つがる市)で、実相寺の僧が祈祷を行った結果、河童(この地方ではメドツ)の仕業と出た。そこで河童に大明神の神格を与え、男女一対の河童像を祀ったのが始まりとされる。一体で四十八匹の河童を管理するとも語られ、集落ごとの神社境内や路傍、水辺には木像・石像が置かれる。旧暦五月・六月には子供の水難除けに初なりの胡瓜などを川へ流す。「水虎」は中国由来の語を借りたもので、本来の水虎とは関係がない。
- 広まり方
- 水難除けの実利的な信仰として周辺へ広がり、小祠と神像の形で定着した。
- 地域
- 青森県津軽地方
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ