すいじんさんのたたり
水神さんのたたり
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 水神を一度祀った後に放っておくとたたるとされ、井原谷では波多の稲荷の横屋にお神酒を持参して見てもらう慣わしがあった。
- 細部
- 水神さんは一度祭ったならそのまま放置してはいけないとされ、お世話を怠るとたたりが起きると恐れられていた。井原谷では、そうした水神のたたりが疑われるようなことが起きると、波多の稲荷を預かる横屋と呼ばれる拝み手のもとへ、お神酒として一升ほどの酒を持参し、事情を見てもらいに行く習わしがあったという。一度迎え入れた神への祭祀を絶やさないことの大切さと、不調が生じたときに専門の拝み手を頼って原因を確かめるという、この地域の信仰と対処の仕組みがうかがえる話である。
- 広まり方
- 国学院大学民俗学研究会が1984年に行った民俗採訪『島根県飯石郡掛合町旧掛合村』の聞き取りで、井原谷における水神信仰の実例として記録された。
- 地域
- 島根県雲南市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ