そうのごぜん
宋の御前
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 下関市豊田町の竹やぶに伝わる話で、宋から来た人が行き倒れたとされ、女性がその藪に近づくと体調を崩すという。
- 細部
- 下関市豊田町のある竹やぶには、かつて宋の国からこの地にたどり着いた人物が、力尽きて行き倒れになったという言い伝えが残る。この人物にちなんで宋の御前と呼ばれており、その最期の地となった竹やぶに女性が足を踏み入れると、体調が悪くなってしまうとされている。異国から来た者の無念が場所に宿り、特に女性に対して障りを及ぼすと語られている点が特徴で、竹やぶそのものが忌み地として意識されてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』所収、山口県豊浦郡豊田町での聞き取り調査に記録がある。
- 地域
- 山口県下関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ