そうけんび
叢原火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 千本の郊外に現れる叢原火は、処刑された山伏宗玄の霊が火となったものとされ、伴蒿蹊はこの鬼火を見て漢詩を詠んだという。
- 細部
- 千本のあたりに広がる郊外の野には、叢原火と呼ばれる怪しい火が現れるという。その燃え方は先に触れた六反火とよく似ているとされる。この火の由来については、昔、宗玄という山伏が処刑され、その無念の霊が火となって現れるようになったのだと語られている。とはいえ、見慣れてしまえばさほど恐ろしいものにも思えず、蛍のようにほのかに光る程度のものだという。伴高蹊のような文人もこの鬼火を目にしたことがあり、それをもとに漢詩を詠んだと伝えられている。
- 広まり方
- 1978年刊『日本随筆大成第三期』に収められた神沢杜口「翁草」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ