しゅっせぼら
出世螺
国内
未確認生物
- どんな話か
- ホラガイが山・里・海でそれぞれ三千年ずつ過ごした末に龍へと化身するという伝承の生き物。
- 細部
- 江戸時代の奇談集『絵本百物語』にある話で、山中の巨大なホラガイが山崩れとともに抜け出て里へ、さらに海へと移り住んだ末に龍になるとされる。ホラガイの抜けた跡は「出世のほら」と呼ばれた。山・里・海にそれぞれ三千年ずつ住むとされ、武井周作『魚鑑』や松浦静山『甲子夜話』にも関連する記述がある。静岡県湖西市の遠州今切れの渡しを抜け穴の跡とする伝承も記録されている。
- 広まり方
- 出世魚や山伏が愛用する法螺貝のイメージと結びつき、洒落を交えた伝承として広まった。
- 地域
- 全国
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ