しゅのぼん
朱の盆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 満面朱色で額に角を持つ坊主姿の妖怪。恐ろしい顔を二度見せて人の魂を抜くとされる。
- 細部
- 朱の盆は、満面が朱色で額に角を持つ坊主姿の妖怪で、恐ろしい顔を二度見せて人の魂を抜く。最古の記録は延宝5年(1677年)の『諸国百物語』で、「しゆのばん(首の番)」の名により会津の須波の宮(諏訪神社)に出る化け物として描かれた。寛保2年(1742年)の『老媼茶話』では「朱の盤」と表記され、会津の伝承として収録されている。六尺ほどの赤い顔の坊主、一つ目で火に包まれた姿の画例もあり、舌長婆と組んで旅人を襲う話も残る。
- 広まり方
- 江戸期の怪談集を経て、昭和以降は水木しげるの漫画によって赤い顔に角を持つ姿が広く知られるようになった。
- 地域
- 新潟県・福島県
- 年代
- 江戸時代(最古の記録は1677年)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ