しょうてんさま、まつ
聖天様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 熊谷市妻沼の聖天様は松平伊豆守との知恵比べに敗れて以来、松を嫌うようになったとされ、嫁いできた者の名に松の字があれば改めさせ、門松を立てることも禁じられているという。
- 細部
- 熊谷市妻沼にある聖天様には、松平伊豆守にまつわる言い伝えが残っている。聖天様はかつて松平伊豆守と知恵比べをしたことがあり、その勝負に敗れてしまった。この一件をきっかけに、聖天様は松という字そのものを嫌うようになったのだという。その影響は妻沼の村の暮らしにも及び、よそからこの村に嫁いでくる女性の名前に松の字が含まれている場合は、その名を改めさせられることになっていた。また、門松を立てることも固く禁じられており、松にまつわるものを避ける習わしが徹底されていたと伝えられている。
- 広まり方
- 1928年刊行『旅と伝説』所収、松川二郎「珍風俗をたづねて(上)」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県熊谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ