しょうかんのん
聖観音
国内
未確認生物
- どんな話か
- 聖武天皇のころの大津波で田結村が泥海と化したとき、聖観音が念力で稲田を青竹で結び村を災厄から救ったという。
- 細部
- 田結の里には、聖武天皇のころに大きな高潮が押し寄せ、村一帯が泥まみれの海のようになったという言い伝えがある。そのとき村に祀られていた聖観音が深い慈悲の力を働かせ、稲の並ぶ田を青々とした竹でひとつにまとめて結わえ、押し寄せる災いから村を守ったと語られている。同じ田結の地には、姿を見せた神仏の力で難を逃れたという似た話がほかにも伝わっており、水害への人々の恐れの強さがうかがえる。
- 広まり方
- 1928年の『旅と伝説』に掲載された大庭耀「千々石灘沿岸伝説」に記録がある。
- 地域
- 長崎県諫早市
- 年代
- 奈良時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ