しょうかんぼう
傷寒坊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 秋田町の傷寒坊小路で倒れると必ず傷寒(チフス)にかかるとされ、坊主の憑依が原因と信じられた。
- 細部
- 徳島市では、腸チフスにあたる傷寒という病は、傷寒坊という坊主の姿をした存在が人に乗り移ることによって引き起こされるものだと考えられていた。富田秋田町にはその名にちなんだ傷寒坊小路という小道が存在し、うっかりそこで倒れてしまうと必ず傷寒にかかってしまうといわれ、地元の人々からたいそう恐れられていたという。病そのものを妖怪の仕業として捉える発想が、この小路の名前を通じて今に伝えられている。
- 広まり方
- 『土の鈴』1921年掲載の長尾覚「傷寒坊送り」に記録されている。
- 地域
- 徳島県徳島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ