しょうじんいぬ
精進狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鞍馬寺毘沙門天の百日開帳に日参した犬が、精進物だけを選んで食べたという逸話。
- 細部
- 鞍馬寺で毘沙門天の御開帳が百日にわたって行われていたあいだ、その百日間欠かすことなく毎日参詣を続ける一匹の犬がいたという。参詣に訪れた人々はこの律儀な犬を憐れみ、持参した弁当を分け与えようとしたが、犬は中に生臭い物が交じっていると決してそれには口をつけず、精進物だけをえり分けて食べていたと伝えられている。信心深い犬として、参詣人たちのあいだで語り草になったという。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第2期』所収、滝沢馬琴「兎園小説外集」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ