せんだいのまつがつげたしょうぶゆ
仙台の松が告げた菖蒲湯
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 正体不明の男に通われた女が松の大木の声に従って身重を解いたという、菖蒲湯の由来を伝える話。
- 細部
- ある女のもとに正体の知れない男が夜な夜な通ってきて、やがて女は身ごもってしまった。隣に住む老婆に教えられたとおり男の跡をつけてみると、たどり着いた先は一本の太い松の木だった。幹に耳を寄せてみると、中から「菖蒲を入れた湯に浸かれば子は流れる」という声が聞こえてきたので、そのとおりにしたところ身ごもっていた子を下ろすことができたという。この出来事が、五月に菖蒲湯へ入る習わしの起こりだと伝えられている。
- 広まり方
- 『宮城縣史 民俗3』(1956年)の年中行事・五月の項に記録されている。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ