しょうらいさま
ショーライ様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 盆の3日間に草刈りをするとショーライ様に足を切ってしまうとして避けられ、飾らずに昼寝をした主人は仏壇を上り下りする夢を見たという。
- 細部
- 丹生川町では、お盆の期間にはショーライ様と呼ばれる精霊が草刈り場におられると考えられていた。もし盆の間に草を刈ってしまうと、そこにいるショーライ様の足を誤って切ってしまうことになるといわれ、盆の3日間だけは草刈りを控えるのが習わしだった。また、ある家の主人がショーライ様をきちんと飾らずに昼寝をしていたところ、仏壇のあたりでガサゴソという物音がした。ふと目をやると、仏壇の前をショーライ様が上ったり下りたりしている姿が見える夢を見たのだという。祀りを怠るとその存在をより強く意識させられるという、盆の精霊への畏れを示す話である。
- 広まり方
- 1942年の『民間伝承』掲載、松岡浅右衛門「飛騨丹生川村瓜田附近の精霊盆」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ