しょけら
ショケラ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 庚申講の夜、台所をのぞくとショケラという小人がクケツの貝を料理していたが、下戸だけは食べられなかった。
- 細部
- 遊佐町の庚申講にまつわる話として、講の際に一同を家に泊めてもらった人が、御馳走を用意して招き入れたときの出来事が伝えられている。招かれた人々の中に一人だけ酒に弱い下戸がいたが、その人がふと台所をのぞいてみると、ショケラと呼ばれる小さな人型のものが立ち働いていて、クケツという貝を料理している姿が見えたという。このクケツの貝は食べると長生きできるとされる特別な食べ物だったが、その様子を見てしまった下戸だけは、結局この貝を口にすることができなかったと語られている。長寿をもたらす食べ物と、それを扱う小さな異形の存在とが組み合わされた、庚申講の夜ならではの話である。
- 広まり方
- 1960年の『庚申』所収、窪徳忠「庚申縁起話」に記録がある。
- 地域
- 山形県遊佐町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ