しずくいしたんたん
滴石タンタン
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 湧口を叩き割った長者の家が没落したという、滴石神社のシズクイシタンタンと鳴る霊石の話。
- 細部
- 滴石神社には不思議な石があり、銚子のような形をした湧き口から水が「シズクイシ」と音を立てて湧き出ては、下の石に「タンタン」と滴り落ちる音を響かせていたのだという。これを見物に多くの人が訪れ、案内をしていた別当の家は長者にまでなった。ところがその亭主の妻が客の案内を煩わしく思い、湧き口を叩き割ってしまう。その祟りによって家はしだいに貧しくなり、ついには破産して子孫も途絶えてしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1931年刊『旅と伝説』所収、田中喜多美「岩手雑纂」に記録がある。
- 地域
- 岩手県雫石町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ