ししゃのれい
死者の霊
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 出棺の際、亡くなった人の霊が家に戻って祟らないよう、生前使っていた茶碗を割って送り出す風習が伝わる。
- 細部
- 棺を家から送り出す出棺の場面では、亡くなった人が生前に使っていた飯茶碗をわざと割るという習わしがある。これは死者の霊がこの世に未練を残して戻ってきて家族に祟りをなすことのないよう、あらかじめ縁を断ち切っておくための行為だとされる。茶碗という毎日の暮らしに欠かせない道具を壊すことで、その持ち主がもうこの家には帰れないのだと霊自身にも示す意味があると考えられている。
- 広まり方
- 『日向民俗』1989年掲載、瀬戸山計佐儀による昭和六十三年度葬儀習俗調査報告に記録がある。
- 地域
- 宮崎県都城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ