あとをひかせないためのむらさきのぬの
後を引かせないための紫の布
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死者に着せる白衣の上から紫の布を肩にかけると、死者が後を引かなくなるという弔いの俗信。
- 細部
- 死者に着せる白装束は「イロ」と呼ばれ、その上から「ムラサキ」と称する紫色の布を肩に掛けることがあった。この作法には、死者がこの世に未練を残さず、後を引くことがなくなるようにとの考えがあり、特に悪い病気で亡くなった人に施した。むつ市の事例は、柳田國男「紹介と批評 雑誌の部」(『民間伝承』1939年)に記録されている。
- 広まり方
- 1939年刊『民間伝承』所収の紹介と批評記事(柳田國男)に記録されている。
- 地域
- 青森県むつ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ