ししゃよけのほうきとはもの
死者除けの箒と刃物
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死者の布団の上に箒と刃物を載せて魔物を防ぎ、猫が部屋に入ると魂を奪われるとして遠ざける風習。
- 細部
- 人が亡くなると、その掛け布団の上に箒と刃物を一緒に置く習わしがあった。刃物の切れ味と箒の呪力で、死者に近寄ろうとする魔物を遠ざける意味があるという。あわせて、死者の眠る部屋に猫を入れてはならないとも言われた。猫が忍び込むと、死者の魂がその猫に乗り移ってしまうと恐れられたためで、家族は葬儀が終わるまで猫を近づけないよう気を配った。
- 広まり方
- 1971年の『下野民俗』所収、阿久津満「芹沢風物誌8」に記録がある。
- 地域
- 栃木県日光市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ