のとのすいしたいをとむらわぬたたり
能登の水死体を弔わぬ祟り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 姫の文兵衛という男が水死体から財布を奪って海に捨てたところ、以来その家に死霊が現れて誰も住めなくなったという。
- 細部
- 姫という土地に住んでいた文兵衛という男が、海に浮かんでいた水死体を見つけ、その懐から財布だけを抜き取り、遺体をそのまま海へ戻してしまったという話が伝わっている。この行いが祟ったのか、それからというもの毎晩のように文兵衛の家に死霊が現れるようになり、恐ろしさのあまり誰も寄りつかなくなったと語られる。水死者の弔いを欠いたことが不幸を招いたとする話として、この地域で語り継がれてきたものである。
- 広まり方
- 1967年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「石川県鳳至郡能都町 高倉地区 調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 石川県能登町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ