かなざわのひきゃくとおんなのしりょう
金沢の飛脚と女の死霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 金沢の飛脚が道連れの女を殺めて金を奪い、後に後悔して寺へ弔い料を納めたが、国元で乱心して自ら命を絶った。
- 細部
- 金沢に暮らしていたある飛脚が、旅の途中でたまたま道連れとなった女を手にかけ、持っていた金を奪い取ってしまった。江戸での用事を済ませた帰路、事件のあった場所に差しかかると急に悔いる気持ちが込み上げ、近くの寺に立ち寄って奪った金をそっくり弔いのための費用として差し出した。ところが金沢へ帰り着いたのち、この飛脚は突如として心を乱し、自分が女を殺めたことを大声で叫びながら、みずから舌を噛み切って命を絶ったという。女の死霊が祟ったものと語られている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第3期(1977年)に収録された、東随舎『古今雑談思出草紙』に記録がある。
- 地域
- 石川県金沢市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ