いまばりのしりょうをさけるあおざさ
今治の死霊を避ける青笹
国内
未確認生物
- どんな話か
- 七日目に戻る死霊を避けるため、故人の寝ていた畳の下へ青笹を敷いたという習わし。
- 細部
- 人が亡くなって七日目には、その霊が家へ戻ってくると考えられていた。そこで家人は、故人が横になっていた場所の畳を上げ、下に青い笹を敷いておく。戻ってきた霊は、かつて自分が寝ていたはずの場所がすっかり笹の茂る原に変わってしまったと受け取り、そのまま引き返すのだという。追い払うのではなく、見える景色を作り替えて納得させるという発想で組み立てられた作法である。
- 広まり方
- 1975年の『日本民俗学』に載る武田明「死霊の去来について」に記されている。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ