ひおきしのたたるいしとしりょう
日置市の祟る石と死霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 西南戦争で水攻めにされ死んだ男の死霊が宿る石は、売ったり譲ったりすると祟りに遭うと伝わる話。
- 細部
- 西南戦争に際して政府方に逆らったある男が、水攻めによって命を落としたという。その死霊は以後、庭先の石や土手の石にたびたび現れるようになったと伝えられている。昭和四年、電柱を支える針金をこの石にくくりつけて埋めた電気工事の職人が、原因不明の熱病にかかって亡くなったこともあった。この石は自分の敷地でそのまま用いる分には害はないが、他人に売ったり譲ったりすると必ず不幸が及ぶとされ、売った側は幽霊に付きまとわれ、買った側は狂い死にするとまで言われている。
- 広まり方
- 1972年の『南九州郷土研究』掲載、安山登「安山怪談録」に記された話である。
- 地域
- 鹿児島県日置市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ