しりょくのかいふく
視力の回復
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 捨て子として育ち僧となった子が盲目の母と再会し、祈祷によって母の目を治したという話。
- 細部
- 貧しい暮らしに追われたある女が、やむなく我が子を手放したことがあった。その子は高僧に拾われて自らも僧となり、成長したのちに実の父母を捜し求めて、四天王寺で幾日も説法を続けたという。やがて僧は、その間に盲目となってしまっていた母と再会を果たすことができた。僧は母のために三宝諸天へ熱心な祈祷を捧げたところ、母の目はもとどおりに見えるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 2004年の『伝承文学研究』に載った伊藤潤「中世四天王寺における『目隠し』の儀礼」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ