しろうし
白牛
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寛政9年、西木辻の酒屋が全身純白で美しい牛を飼っていたが、入手の経緯だけは主人が頑なに語らなかったという。
- 細部
- 寛政9年、京都の西木辻にある酒屋で、体じゅうが真っ白に染まった非常に美しい牛が飼われていた。行き交う人々の目を引くほどの珍しさであったが、この牛をいったいどこでどうやって手に入れたのかという肝心な点については、酒屋の主人が誰に尋ねられても決して口を割ろうとしなかったという。由来を隠したまま飼われ続けた白牛という、いわくありげな空白そのものが怪異として語り継がれている話である。
- 広まり方
- 1980年の『続日本随筆大成』に収める中村新斎「閑度雑談」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ