みささのはくろうとおんせんのおこり
三朝の白狼と温泉の起こり
国内
未確認生物
- どんな話か
- 三徳山に参った武士が妙見山の使いという白狼を助けたことで霊湯を授かり、それが三朝温泉の起こりになったと伝わる。
- 細部
- 源義朝に仕えていた大久保左馬之祐という武士が、没落した主家を立て直そうと三徳山に参詣した。その道中で、妙見山の使わしめとされる一頭の白い狼が難に遭っているのに行き合わせ、これを助け出したという。すると同じ夜、夢の中に妙見大菩薩が姿を現し、老いた楠の根元に人の病を癒す湯が湧き出ていることを告げ、この湯を人々に分け与えて苦しみを救うようにと告げた。この霊験にちなむ湯こそが、三朝温泉の始まりだと語り継がれている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1929年掲載の塚本篤夫「三朝小唄の発祥地―三朝温泉の傳説的起源、真夜中に行われる六百貫の綱引き競争―」に記録が残る。
- 地域
- 鳥取県三朝町
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ