しろねずみ
白ネズミ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 姿を消した旅の六部にまつわり、家に棲みついた白ネズミが婿入り先までついてきた話。
- 細部
- 天保年間、まだ若者だった銀三郎のもとに、旅の六部が一夜の宿を求めて泊まったことがあった。銀三郎は雪の中をその六部を見送ったが、ある場所まで来たところで姿が見えなくなり、そのころから家に白いネズミが棲みつくようになったという。この白ネズミは、銀三郎が婿入りする際にも一緒についてきたと伝えられている。姿を消した旅人の気配が、そのまま白いネズミという形をとって家に残り続けたとする語り口が、この話に不思議な余韻を添えている。
- 広まり方
- 1966年刊行『伝承文化』、成城大学民俗学研究班による福島県東白川郡塙町真名畑の採訪記録による。
- 地域
- 福島県矢祭町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ