しろなまず
白鯰
国内
未確認生物
- どんな話か
- 毎年溺死者が多く出る川には白鯰が棲み、これを捕らえようとした者が深みへ引き込まれると恐れられていた。
- 細部
- ある川では、毎年のように溺死する者が絶えなかった。人々はこの原因を、川の底に棲むという白鯰の仕業だと考えていた。白鯰を捕まえようとした者は、気づかぬうちに次第に川の深みへと誘い込まれてしまうのだといい、水難をもたらす水魔として、地域の人々から強く恐れられていたと伝えられている。川遊びや漁で命を落とす事故が相次いだ土地では、こうした水魔の伝承が子供への戒めとしても語られていたと考えられる。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』所収、日恒明貫「大阪妖怪畫談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ