しろながすくじら
白長鬚鯨
国内
未確認生物
- どんな話か
- 竜宮の使いとされる三十三尋の白長鬚鯨が通るので獲らないでほしいと貴人が夢枕に頼んだが、間に合わず捕られてしまったという伝承。
- 細部
- 捕鯨を生業として栄えた伝兵衛という男の枕元に、ある晩、身なりの貴い人物が現れた。明朝、竜宮への使いとして三十三尋もの白長鬚鯨が沖を通るので、どうか捕えないでやってほしいと頼み込んだという。伝兵衛はこれを聞き入れるつもりでいたが、間に合わず、その鯨はすでに捕らえられてしまっていた。この出来事を境に、伝兵衛は鯨を獲る仕事から身を引いたと伝えられている。
- 広まり方
- 1999年の『日本常民文化紀要』所収、松崎憲三「鯨鯢供養の地域的展開-捕鯨地域を中心に-」に記録がある。
- 地域
- 長崎県小値賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ