しろいおおおとこ
白い大男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 炭焼きに出て戻らぬ爺を迎えに婆が行くと、白い大男が持ってきた包みの中に爺の首が入っていたという昔話。
- 細部
- 昔あるところに老夫婦が暮らしていた。炭を焼きに山へ入った爺様がなかなか帰ってこないので、心配した婆様が様子を見に出かけると、天井にまで届くほどの背丈をした白い大男が大きな風呂敷包みを抱えてやってきた。包みを開けてみると、中の白い小箱には爺様の首が納められていたという。その首には歯が一本もなかったため、歯無しにかけてこの話が語られるようになったのだと結ばれている。恐ろしい怪異譚でありながら、最後は言葉遊びのような落ちで締めくくられる昔話である。
- 広まり方
- 1963年刊『西郊民俗』所収、井之口章次「筆甫の話(二)―宮城県伊具郡―」に記録がある。
- 地域
- 宮城県丸森町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ