しろいぬのぶくろのおとこのこ
白い布袋の男の子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 白い布袋を担いだ男の子が長者の家から貧しい百姓の家へ移り、以後両家の貧富が入れ替わったという。
- 細部
- 貧しい百姓の家と大変な物持ちの農家とが隣り合って建っていた。ある日、白い布袋を背負った身なりの汚い男の子が、金持ちの家の奥座敷からふらりと出てきたかと思うと、そのまま隣の百姓の家に入り込み、姿を消してしまった。それからというもの、貧しかった百姓の家は次第に裕福になり、逆に金持ちだった家は貧しくなっていったという。見知らぬ子供であっても粗末に扱わず、きちんと世話をしてやるべきだという教えとして語られている。富の移り変わりを人の情けと結び付けて説く、教訓的な色合いの強い話である。
- 広まり方
- 1984年の『西郊民俗』所収、熊谷チヨ「鹿角の座敷ボッコ(二)―福子との関連を中心に―」に記録がある。
- 地域
- 秋田県鹿角市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ