しろいもの
白いもの
国内
未確認生物
- どんな話か
- 葬式の夜、死者のそばから白いものが飛び出し障子に爪跡を残したという飯坂町の怪異。
- 細部
- 福島市飯坂町に伝わる話では、葬式の晩、皆が寝静まった頃にガタガタという物音がして、驚いて起きてみると死者のかたわらから何か白いものが飛び出し、外へと去っていったという。翌朝見ると障子には爪で引っかいたような跡が残っていたと伝えられる。これは死者の魂そのものであったとも考えられている。あわせて、死者に涙がかかると本来行くべきところへたどり着けなくなるといわれ、遺族は枕元で声を上げて泣くことを慎んだという。
- 広まり方
- 1964年の『民俗採訪』福島県信夫郡飯坂町茂庭調査(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 福島県福島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ