しろいけのけもの
白い毛の獣
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雪の朝に訪ねてきた黒マントの来客の尻尾を子どもが見つけ、父が斬ると白い毛の獣の正体を現したという。
- 細部
- 雪の降る朝、まだ早い時間だというのに黒いマントをまとった人物が年始の挨拶にやってきた。訪れる時刻が早すぎることを家の者は不審に思いながらも、餅を出してもてなしたが、その人物はいつまでもマントを脱ごうとしない。そのうち家の子どもが、マントの裾から尻尾がのぞいているのを見つけ、父親はマサカリでその客を切り殺してしまう。一日ほど経ってからようやく、黒マントに包まれていたその正体が、白い毛をした獣であったことが明らかになったという。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ