しろのいどのしろへび
城の井戸の白蛇
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 落城の際に井戸へ身を投げた城主の娘が白蛇となって現れ、水のない井戸に今も棲み悲しげな声を聞かせるという。
- 細部
- 昔、山に築かれた城が敵の攻撃を受けたとき、城主のひとり娘は逃げ場を失い、井戸へ身を投げて命を絶ってしまった。それ以来、娘の魂は白い蛇の姿となってこの地に現れると語り継がれている。当時の井戸は今も残っているが、水は涸れてしまっている。それでもなお蛇が棲みついていると言われ、耳を澄ませると時折、悲しげな声が聞こえてくるのだという。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』所収、新里宝三「蛇の話(栃木県)」に記録がある。
- 地域
- 栃木県矢板市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ