しろへび
白蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 落武者が白蛇の夢を見て築いたという大田原城の由来と、娘の家に現れ繁栄をもたらした白蛇が娘の死後に姿を消した話。
- 細部
- 身分の高い武者が戦に敗れて落ち延び、家来とともにある家に一夜の宿を求めたところ、その晩、白蛇が自分に向かって辞儀をする夢を見た。翌日、村はずれまで来ると蛇の形をした丘が目の前にあったため、そこに城を築いたのが大田原城であるという。また別の話では、朝に水汲みに行く娘の前で社に白蛇が現れるようになった。娘には小さく見えるが他の人には大きく見え、月に一度は娘の家にも姿を見せに来たという。やがて娘の家は次第に裕福になっていったが、当の娘が世を去ると同時に蛇の姿は途絶え、家運は傾いて没落へと向かったと伝えられている。
- 広まり方
- 築城の由来は1931年の『旅と伝説』所収、小寺融吉「城の怪異」に、娘の家の話は1933年の『旅と伝説』所収、新里宝三「蛇の話(栃木県)」に記録されている。
- 地域
- 栃木県大田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ