しろへび
白蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨乞いの拝殿に現れた白蛇のほか、倒木がもとに戻る怪や作柄を告げる椿が語られる社の霊験譚。
- 細部
- ある年、青木明神で雨請いが行われたとき、林から水気が立ちのぼり、遠目には火事の煙かと人々が騒ぎになった。しかし実際に潤ったのは、この社が受け持つ村々だけであったという。そのおり、拝殿に一尺ほどの白い蛇が姿を見せた。また別のときには、風で多くの木が倒れたので売り払おうとしたところ、夜のうちに物音が鳴り響き、翌日に確かめると木々はもとの姿へ戻っていたという。社の北、山際の岩には三尺ほどの椿が根を張っており、その茂り具合によってその年の実りを知ることができるとも伝える。
- 広まり方
- 1976年刊行の『日本随筆大成第一期』に収める伴蒿蹊『閑田耕筆』に見える。
- 地域
- 滋賀県米原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ