しろぎつね
白狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夢で助命を乞うた白狐を弓の名手が翌日射殺してしまい、その後零落して家系が絶えたという因果話。
- 細部
- 肥前島原に弓の名手として知られた者がいた。ある夜、その夢の中に白髪の老人に姿を変えた狐が現れ、明日国主の御前で催される狩りの際には見逃してほしいと頼み込んできた。ところが当日、名手は夢のことを忘れたのか獣を容赦なく射殺してしまう。後の酒宴の席でこの夢の話を披露したところ、居合わせた国主はひどく悲しんだという。以後この弓の名手は落ちぶれて貧しくなり、その家系もやがて絶えてしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1976年刊の『日本随筆大成第3期』に収録された、佐藤成裕「中陵漫録」中の一話である。
- 地域
- 長崎県島原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ