おだわらのびゃっこのみがわり
小田原の白狐の身代わり
国内
未確認生物
- どんな話か
- 落ち延びてきた巴御前が賊に襲われたとき、突然現れて身代わりになったという白い狐。
- 細部
- 戦に敗れてこの地まで逃れてきた巴御前が、道中で賊に取り囲まれた。危ういところへどこからともなく白い狐が飛び出し、その身をもって難を引き受けたと語られる。狐が人を惑わす側ではなく、窮地の人を庇う側に回っている点がこの話の特徴で、白い毛色もまた神使としての性格を示している。救われた側のその後や、狐を祀るに至った経緯までは語りに含まれず、身代わりという一点が伝えられている。
- 広まり方
- 1996年の『常民文化研究』所収、石崎敬子「小田原市周辺の口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ