しろぎつね
白狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 藪に棲む白狐が夜ごと人に化けて碁を打ち、油揚げの罠に気をとられて敗れた後、死骸で見つかったと伝わる。
- 細部
- この白狐は藪を住処にしながら碁を大変好み、日が暮れると人間の姿を借りて対局に興じていたという。腕前は並外れており、挑む者は誰ひとり打ち勝てなかったというほどだった。ところがある晩、対局相手が油揚げを罠として仕掛けたところ、白狐はその匂いに心を奪われて集中を欠き、とうとう負けを喫してしまう。油揚げだけをくわえてその場を去った白狐だったが、それからしばらくして、もとの藪の中で亡骸となっているのが見つかったと伝わっている。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』所収、鷲尾政久「灘今津落穂集」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県西宮市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ