こもろのひをふせぐしろいきつね
小諸の火を防ぐ白い狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 隣家の火が燃え移るのを白い狐が防いだとして、屋敷神にまつり始めたという家がある。
- 細部
- 与良町のある家では、隣から出た火が迫ったとき、白い毛の狐が姿を見せて延焼を食い止めてくれたと伝える。難を逃れたのはこの狐の働きによるものだと考えた家人は、以後その狐を屋敷神として祀るようになった。屋敷神の由来を尋ねた調査では、災難を退けた存在をそのまま守り神に据える例がいくつも報告されており、この白狐もその一つにあたる。狐が人を化かす側ではなく、家を守る側に立って記憶されている点が興味深い。
- 広まり方
- 1986年刊『長野県史 民俗編 東信地方 仕事と行事』の民間信仰の章、屋敷神をまつりはじめた理由の節に収められている。
- 地域
- 長野県小諸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ