しらとりのはね
白鳥の羽
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 日本武尊を祀る白鳥社の神領内で取った白鳥の羽を持って通ると、必ず祟りがあるとされた禁忌の言い伝え。
- 細部
- 仙台から十五丁ほど行ったところに、日本武尊を祀る白鳥社という神社があった。この神社の神領の中で捕らえた白鳥の羽を身につけたまま神領を通り抜けると、必ず祟りが起こるとされていたという。神域で得たものをみだりに持ち出すことへの戒めが、こうした祟りの言い伝えとして残されたものと考えられる。白鳥は日本武尊の魂が姿を変えたものだという伝承とも重なり合い、その羽を粗末に扱うことへの畏れが人々の間で強く意識されていたのだろう。
- 広まり方
- 出典は『日本随筆大成第二期』(1974年)所収、西田直養「筱舎漫筆」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ