ゆくはしのはくちょうからもちといもくさ
行橋の白鳥から餅と芋草
国内
未確認生物
- どんな話か
- 景行天皇の命で豊国に赴いた菟名手の前で白鳥が餅に変わり、さらに芋草になったという地名由来譚。
- 細部
- 天皇の命を受けた菟名手は、豊国をめざして旅立ち、豊前国中津郡にある中臣村へたどり着いた。するとそこへ、北の方角から一羽の白い鳥が舞い降りてきたという。菟名手がこれを両手で捕らえると、鳥はたちまち餅の姿に変わり、そこからさらに数千株にも及ぶ芋の草へと姿を変えていった。この出来事を耳にした天皇は、この土地を豊国と名付け、菟名手には豊国直という姓を授けたと伝えられている。鳥が餅に転じ、餅が作物に転じるという二段構えの変化が、地名と家の名の由来として語り継がれている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成』第二期所収、西田直養『筱舎漫筆』に記録がある。
- 地域
- 福岡県行橋市
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ