なかつのはくちょうととよくにのゆらい
中津の白鳥と豊国の由来
国内
未確認生物
- どんな話か
- 景行天皇の時代、豊前国中津郡に飛来した白い鳥が餅となり芋となったという、豊国の名の由来を語る故事である。
- 細部
- 中津市に伝わるこの話は、景行天皇の御代に菟名手という人物が豊前国へ赴いた際の出来事として語られている。中臣という土地に宿をとった翌朝、北の方角から一羽の白い鳥が飛来した。供の者に様子を見させたところ、その鳥はまず餅の姿に変わり、続いて芋へと姿を変えたという。この不思議な出来事を菟名手が都へ伝えたところ、天皇はこれを豊作の吉兆だと大いに喜び、菟名手に豊国直という称号を授けたと伝えられている。豊国という地名の由来を語る故事としても知られる。
- 広まり方
- 1949年発行の『民間伝承』所収、土橋里木「狐と農耕の昔話」に記録されている。
- 地域
- 大分県中津市
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ