しらのかみ
シラの神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 出産の部屋に設けたいろりの中に三つの小石で竈を作るとシラの神の化身となり、赤子を狙う悪霊から守ってくれるとされた。
- 細部
- 出産にあたっては、産室にジルと呼ばれるいろりをあらかじめ設けておく習わしがあった。子が生まれたあと、そのジルの中に三個の小石を並べて小さな竈のような形をこしらえる。この竈こそがシラの神、すなわち出産を司る神の化身であるとされ、生まれたばかりの赤子を奪い去ろうとする悪霊から守ってくれる存在として大切に扱われていたという。
- 広まり方
- 1972年の『沖縄県史』所収、源武雄による第1章第5節「沖縄の風土・歴史と民俗」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県石垣市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ