しらはえ
白はえ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 布土川の上流と下流の神の子同士が禁を破って恋仲になり、フナとハゼに姿を変えられた末に生まれた子がシラハエだという川の由来譚。
- 細部
- 布土川の水源には上流と下流それぞれに神が鎮座しており、上流側の神には男の子が、下流側の神には女の子がいたのだという。上流の子は下流の方角へ、下流の子は上流の方角へ赴くことを、互いの親からきつく戒められていた。ところがある日、二人はその戒めを破ってお互いに会いに出かけてしまう。それからというもの毎日のように逢瀬を重ねるようになり、ついに父親である神たちの知るところとなった。これに怒った上流の神は息子の姿をフナへと変じさせ、下流の神もまた娘をハゼの姿に変えてしまったが、二人の間に生まれていた子が、布土川に棲むというシラハエになったのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1988年の『みなみ』誌所収、美浜町誌編さん委員会編「布土川の白はえ」に記されている。
- 地域
- 愛知県美浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ