しっぺいたろうとみつけてんじんのひとみごくう
悉平太郎と見付天神の人身御供
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 遠江の見付天神で毎年娘を人身御供として差し出していた化け物を、信州の霊犬「悉平太郎」の力で退治したという伝説。
- 細部
- 見付天神の祭礼では、化け物への生贄として村の娘が捧げられていたという。この秘密を知った旅の僧が、信濃国駒ヶ根の光前寺に化け物が恐れているという犬(信州側では早太郎とも呼ばれる)がいることを知り、娘の身代わりとして連れ帰って御供に仕立てたところ、翌朝、正体を現した大きな狒々が息絶えていたと伝わる。人身御供の習わしはこれを機に途絶えたとされ、犬自身の最期については見付天神・光前寺・浜松市天竜区水窪町でそれぞれ異なる結末が語り継がれている。
- 広まり方
- 見付天神(磐田市)・光前寺(長野県駒ヶ根市)・旧水窪町(浜松市天竜区)の三箇所にそれぞれ異なる終焉の言い伝えが残り、地域を超えて語り継がれている。
- 地域
- 静岡県磐田市見付(矢奈比賣神社・見付天神)
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ