しおそうのならわし
潮掻の習わし
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 親を亡くした遺族が節目の日に潮垢離をとる習わしを潮掻と呼んだという。
- 細部
- 志摩市では、親を亡くした遺族が、死後五十日目と百日目に村はずれの定められた場所へ行き、海水で身を清めた。一年目、すなわち十二か月目には、さらに遠い他村の浜まで出向いて同じ潮垢離を行った。この節目ごとの一連の儀礼を潮掻と呼んだと伝わる。潮垢離は海水を浴びて心身を清める禊であり、志摩の例では葬送後の五十日・百日・一年の区切りと結び付いていた。岩田準一が『民間伝承』1940年の「志摩の習俗」に記録している。
- 広まり方
- 岩田準一が1940年発表の「志摩の習俗」(民間伝承)に記録した服喪の儀礼。
- 地域
- 三重県志摩市
- 年代
- 昭和初期
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ