さかさかどまつ
逆さ門松
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 正月九日の夜、西宮戎社の祭神が広田社へ渡るとされ、姿が醜いとの言い伝えから町では戸を閉め門松を逆さに立てたという。
- 細部
- 兵庫県西宮市に伝わる話では、正月九日の夜になると、西宮戎社に祀られる神が隣の広田社まで渡っていくとされている。その道行きの姿は美しいものではなく、むしろ見るに堪えない醜さだったと語り継がれてきた。そのため市中の家々では、神の一行が通り過ぎるあいだ、あえて門戸をぴたりと閉ざしてやり過ごし、正月飾りの門松についても、普段とは上下を逆にして立てておく習わしがあったという。この地域独特の正月行事として伝えられている。
- 広まり方
- 1928年の『旅と伝説』所収、松川二郎「珍風俗をたづねて(上)」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県西宮市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ