しんやのさかさばしら
新屋の逆さ柱
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 新築の家で夜ごと梁から苦しげなうめき声が聞こえ、調べると大黒柱が逆さに立てられており、建て直して祓うと収まったという話。
- 細部
- 姫松村に暮らしていた万吉という人物が、新しく家を建てて住み始めたところ、真夜中になるたびに寝床の真上あたりの梁から低いうめき声が響くようになった。声は「苦しいから首を外してくれ」と訴えるように聞こえ、とても眠れる状態ではなかったため、拝み屋に相談することにした。診てもらうと、家を支える主要な柱が上下さかさまに据えられているはずだと告げられ、実際に確かめてみるとその通りだったという。柱を正しい向きに立て直し、あらためて祓いを受けたところ、それ以降は物音も声もぴたりと止んだと伝えられている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』妖怪変化・幽霊の事例篇に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ