しんしのとり
神使の鳥
国内
未確認生物
- どんな話か
- 権現へ参った馬に這松の枝を届けた鳥で、その枝は悪獣や毒蛇を避ける護符になったという。
- 細部
- 放し飼いの馬が多かった時分、数頭が連れ立って権現へ参ることがあった。前脚を折って拝む馬のそばへ、神の使いである鳥が這松の小枝を運んできたという。馬たちはそれを咥えて帰っていった。この枝を手元に置けば悪しき獣や毒蛇を退けられると伝えられている。また蓼科の峰には雷鳥に似た神鳥がいて、朝夕に時を告げる声が麓まで届くとされ、雄は黒地に白斑、雌は胸が黒く、雛は松の実や若葉をついばむと細かに記されている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、高橋宏一の蓼科山紀行に二件が記録されている。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ