しんりょうじょのかいだん
診療所の怪談
国内
未確認生物
- どんな話か
- 足の見えない看護婦や医師の霊、流れ星と死の前兆など、診療所にまつわる複数の怪異をまとめて伝える。
- 細部
- 診療所では深夜になると、足のない若い白衣の看護婦や、同じく足のないガウン姿の若い医師が現れるといわれていた。また、急患の知らせを受けて深夜に診療所へ向かう保健婦が西の空に流れ星を見ると、必ず誰かが亡くなるとも語られる。ほかにも、深夜に人が呼ぶ声がして戸を開けてみても誰もいないということがあれば、十日以内にかならず人が死ぬという言い伝えもあった。診療所の隣にあるはずの無人の医師住宅では、深夜に勝手に戸の閉まる音がしたり、屠殺場のほうから豚の悲鳴のような声が聞こえてきたり、鍵のかかっているはずの診療所から電話がかかってくることさえあったという。
- 広まり方
- 1971年の『南九州郷土研究』掲載、安山登「口永良部島の伝説(下)」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県屋久島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ