からすなきのしのよちょう
カラス鳴きの死の予兆
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 尾根に烏がとまったり、鳴き声が不吉に感じられたりすると、人の死が近いとされる俗信。
- 細部
- 秋山では、烏の振る舞いを死の知らせと結びつける俗信がいくつか伝わっている。集落を見下ろす尾根に烏がとまると、その姿が見えた家で誰かが亡くなるとされた。また、烏の鳴き声そのものが普段と違って悪く聞こえるときにも、カラス鳴きが悪いと言い表し、どこかで死人が出る前触れだと受け止められた。姿と声という二つの現れ方それぞれに、死の予兆としての意味が与えられている。
- 広まり方
- 1974年の『甲州秋山の民俗』(東京女子大学史学科民俗調査団)信仰の章に、二つの俗信としてまとめて記録されている。
- 地域
- 山梨県上野原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ